インド経済の回復

コロナ後の経済の回復のため、インド政府は積極的な支出を続けており、
2022年は財政赤字がGDPの6.9%と見込まれ、コロナ以前よりも拡大しています。
米国財務省によると、インドは3回のコロナの波を受けながらも
力強い回復が見込まれると、米国議会で報告しています。
2021年末でインドのワクチン接種率は44%に達しており、
ワクチンの普及とともに経済の回復が見られ、
2021年後半は年8%の成長が予測される、とのこと。

その背景として、インド政府の積極的な財政支出があり、
2020年はGDPの1.3%の財政黒字、2021年は1.1%の財政赤字となっていましたが、
2022年は前述の通り、6.9%の赤字と支出を増やしています。
インド中央銀行も2020年5月から公定歩合を4%で据え置いていますが、
2021年1月から徐々に流通量を増加させ、経済の回復を支援する姿勢を見せています。

経済の回復とともに、輸入も2021年後半から増加しており、
特に燃料や物価の上昇の影響も受け、急増しています。
同時に、サービスや所得収支による黒字が増加、
貿易収支の赤字と相殺する状態となっています。

インド国内大手銀行SBIの子会社、SBI Researchも
2022-2023年の経済成長率を7.5%と予測し、
年初から0.2%上方修正しています。
業種では、特にセメント・鉄鋼を含む建設業の成長が顕著で、
売上・利益それぞれ45%、53%の増加が見込まれています。
順調に回復しているインド経済。
次のコロナの波が来なければ、堅調といった状況のようです。

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