IPL2022オークション

インドのクリケットリーグ IPL 2022年シーズンですが、4/22 に開幕します。
それに先立ち、2/12~13に全10チームが支配下の選手を決める
メガオークションが行われました。

今年は、昨年から参加している8チームは、昨年の選手から
最大4名(ただしインド人選手は3名、外国人選手は2名まで)を
今年の選手として残す(Retained) ことができます。
また、この昨年から残す選手を含めて、各チームの
選手の人件費総額は9億ルピーで、
必要とする選手を入札していく仕組みです。

非常に面白い制度ですね。
日本のプロ野球では実績を積むとFA権を取って、
所属チームだけでなく、他のチームと交渉することができますが、
IPLはその逆?
とまではいきませんが、
チームの中心選手が高額で残留交渉をして、残りの選手は完全シャッフル。
年棒総額の上限もあり、入札制ですから、
個人の評価が客観的に出るという仕組み。

オークション前から、どの選手を獲得するべきか、年棒はいくらぐらい、、
という報道で一盛り上がりし、
終わったら終わったで、各チームの入札結果を見て盛り上がる。
開幕前から話題作りを意識しているわけですね。
こうして、毎年毎年、チームとしてガラッと選手が入れ変わるわけですが、
フランチャイズでこのチームを応援する、よりも、
リーグ全体を楽しむ、という姿勢が強く現れています。

気になる選手の年棒ですが、昨年からの残留である、
Retained Player は各チームのトップで、1.2億~1.7億ルピー。
Sold Player は各チームのトップだと 1.5億~1億ルピー程度。
安いと200万ルピーとなっています。
2日間のオークションでは、204選手が総額 55.1億ルピーで
売却が決まりました。

選手も決まり、いよいよ開幕が近づいてきたIPL。
今年も熱戦を期待しましょう。

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